概要
数式は入力する場合、「=B1*C2」のように、セルを参照して入力するのが一般的です。
参照方式には、以下のものがあります。よく使用されるのは、相対参照と絶対参照です。
No | 参照方式 | 概要 |
1 | 相対参照 | セルを相対的に参照する方式 |
2 | 絶対参照 | セルを絶対的に参照する方式 |
3 | 複合参照 | セルの行または列のどちらかを固定し、もう一方は相対的に参照する方式 |
相対参照
- セルを位置を相対的に参照する方式です。数式をコピーするとセルの参照は、自動的に調整されます。
- 以下の例では、C7やD7など相対参照です。
- 数式をコピーすると、セルの参照位置は、自動的に調整されます。
絶対参照
- 絶対参照は、特定の位置にあるセルを必ず参照する形式です。
- 数式をコピーしても、セルの参照は固定されたままで、調整されません。
- セルを絶対参照にするには、行と列の前に$を付与します。例)C4⇒$C$4
複合参照
- 複合参照は、セルの行または列のどちらか一方を固定し、もう一方を相対的に参照する方式です。
- 数式をコピーすると、列または行の一方が固定されます。
- もう一方はのセルの参照は自動的に調整されます。
- 絶対参照では、$C$4のように行列を固定しましたが、複合参照ではC$4または$C4のようにして参照します。