セミナー書籍や技術書籍の電子書籍の作り方(PCで作業)
3点セット
Amazonで、本を出版する際に、自分のPCに入れておきたい3点セットは、以下の通りです。
(1)Kindle (Windows版のkindleです。書籍を作る際の参考になります)
(2)Kindle Previewer 3 (自分の作成したWord文書などが、電子書籍で、どのように見れるかプレビューできます)
KDPに書籍を登録する際にも、プレビューできますが、ネット経由になります。
(3)Kindle Comic Creator ( 写真集やマンガなど、図が主体で固定レイアウトで書籍を作りたい場合)
電子書籍の作成タイプ
文章中心、画像中心で、電子書籍の作成するタイプが異なります。
リフロー型
- KDPで、文章のみならWordで縦書き/横書きを選択して、電子書籍を作ることが比較的簡単です。
- 絵が多い(Wordで作図したり)、数式が多いとWord⇒pdf変換は問題ないですが、wordをアップロードしてプレビューすると、改ページや図が思った位置に来ません。
- 電子書籍のリフロー型は、ページという概念がなく、文字の大きさもユーザーが変更できますから、端末で動的に見れる範囲が異なりなります。(通常の改ページは動的に変わる)ことから、通常の紙の書籍とは異なります。
- 従来の紙の書籍と同じように技術書を電子書籍として出版したい場合には、固定レイアウト型のKindle Comic Creatorを使用するのが良さそうです。
固定レイアウト型(Kindle Comic Creator)
- 固定レイアウト型の電子書籍は、Kindle Comic Creatorを使用します。マンが/コミックなどを作成する際に使用するものです。
- amazonの電子書籍を見てみると雑誌なども、このタイプで出版されています。(いるようです)以下ように表示されます。
- 作り方は、手持ちのpdfを、全てのページを画像化(jpg/pngなど)した後、全画像を「Kindle Comic Creator」に登録して電子書籍を作成します。
- pdf文章を全て、画像に変換するツールは、各種あります。例えば、pdf2pngなどです。