KDPで技術的なセミナー本など作成するには?【B5編】

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電子書籍の作成の時は、あまり気にしなくても良かったのですが、技術書やセミナ本を、紙で販売する際のWordの設定例です。

  • 横書き、左閉じ、用紙サイズはB5です。(ちなみにマンガが縦書き小説は、通常、右とじです)
  • とじしろを意識します。

ページ設定の文字数と行数は、好みに応じて設定してください。行間がある程度あると、見やすくなります。

余白は、大事なポイントです。印刷時には、とじしろがありますので、左右同じ余白なら、多めに。

以下は、とじしろ部分を意識した設定です。

  • 「とじしろ」のパラメータは「内側」と「外側」でも調整できますので、「とじしろ」パラメータは使用しません。
  • 複数ページの印刷は、見開きページとします。
  • 通常、「見開きページ」にすると、とじしろに値を入れますが、KDPを使用する場合には、外側にとじしろが出来ますので、「外側」を「内側」より多めに設定します。
  • 「設定対象」は文書全体にします。
  • 「見開きページ」は、左側に偶数ページ、右側に奇数ページがくるように自動設定されます。「表紙」や「はじめに」や「目次」の次に白紙が挿入される場合があります。これはセクション区切りでなどでページ番号を独立させて回避します。

「用紙」パラメータは特に変更ありません。

  • 「その他」パラメータは、用紙の端から、どれくらい離して、ヘッダーフッターにするか調整できます。
  • ヘッダーもフッターも0の設定でもかまいませんが、ページ番号が印字範囲をはみ出る場合には、こちらで調整した方が楽かもしれません。
  • 使用する場合には「設定対象」を「文書全体」にするのを忘れずに。

 

電子書籍も紙の本の印刷も同じWordの設定で行うと作業が楽になります。

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